ワンピースの作者、尾田栄一郎は、1975年1月1日熊本県生まれです。幼い頃から漫画が大好きで、藤子不二雄作品や「週刊少年ジャンプ」をよく読んでいたそうです。中でも好きな漫画は「ドラゴンボール」と「キン肉マン」。漫画家になろうと思ったのは「漫画家」という職業があることを知った瞬間で、「当時、大好きな漫画だけを描いて生活していくことは、自分にとって働いていないのと同じことだと感じた」と言っています。
15歳の頃から投稿を始め、1992年17歳の時に「WANTED!」で週刊少年ジャンプの新人賞、手塚賞に準入選。高校卒業後は地元の大学に1年通いますが、漫画家になるのに「この時間がもったいない」と上京することを決意します。
その後、甲斐谷忍や和月伸宏のアシスタントを経て、1997年から週刊少年ジャンプでワンピースの連載を始めます。ワンピースは海賊を題材にしたストーリーで、もともと中学生くらいの頃から「海賊もの」を描きたかったそうです。本来、「海賊」は略奪者であるため悪者で、過去にも少年漫画で成功した例の少ない難しいジャンルです。しかし、ワンピースはキャラクターたちの人間性や仲間や家族思いなところが悪を感じさせず、人々に支持されるのでしょう。
尾田栄一郎は、「どんなに時代や環境が変わっても、少年が求めるものは変わらない。」と述べており、その「少年が求めるもの」というのは「ワクワク」という気持ちだと言っています。自分が、少年時代ドラゴンボールを読んで感じた「ワクワク」を、今の子どもに感じてもらいたく、ワンピースを描いているそうです。さらに、ワンピースのラストについて「こんなに長くなるとは思っていなかった。ラストは以前から決めているので、あとはルフィに従います。」と語っています。
ロハス アトピー 包茎 食事によるダイエット